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🌸まはろ桜の専門的支援について🌸
みなさんこんにちは。放課後等デイサービス・まはろ桜です🌸
まはろ桜には、理学療法士や心理士といった、専門職が在籍しております。
そこで、「専門的支援」として、集団課題の中で専門的な視点から専門職が支援を行ったり、個別療育または小集団での療育を実施しています🌞
今回は、心理士による個別療育と小集団での療育の内容と様子をご紹介いたします💗
まずは、個別療育から…✨
個別療育では、成長に合わせたプログラムを個別に作成し、マンツーマンで支援をしています💕
広い療育室とは別のお部屋で行うため、専門職スタッフが「○○くん、いくよ~!」と声をかけると、「やった!」「私も行きたい!」とみんな楽しみにしてくれています🎵
個別療育では、たとえば、
①始まりのご挨拶
②ことば
③見る
④聞く
⑤おたのしみ
⑥終わりのご挨拶
等の流れで行っています。
①⑥では、ご挨拶をして気持ちを切り替えたり、集団生活でのルールの基盤になる社会性を育てていきます。
②ことばでは、言語能力の向上や発語を目標に、絵カードを用いて物の名前を覚えたり、「なんの仲間?」等の質問を通して言葉の理解を深める等を行っています。
他にも、お友達への声のかけ方や、気持ちの表現に仕方を練習することもあります(^^♪
③見るでは、視覚刺激への反応を高められるように、ブロックやパズル、積み木等の課題を行っています。
また、目の使い方を練習するビジョントレーニングを行ったり、神経衰弱を行って視覚記憶を練習することもあります💞
④聞くでは、聴覚刺激への反応を高められるように、言われた果物をお皿に入れる課題や、材料を記憶してサンドイッチを作る課題等を行っています。
⑤おたのしみでは、課題の最後として好きな遊びを選んでもらったり、スタッフと勝負課題を行ったりします。
好きな遊びを選ぶ経験を積んでもらったり、勝ち負けの受け入れを練習する等、楽しみながらさまざまなことを練習しています✨
次に、小集団での療育について…💕
小集団での療育も個別療育と同様に、成長に合わせたプログラムを作成し、支援をしています💓
2~6人の小集団で、いつもの療育室とは別のお部屋で行います。
小集団での療育では、小集団というメリットを活かして
対人関係を学ぶソーシャルスキルトレーニングや、
適切な自己主張を練習するアサーショントレーニング、
気持ちのコントロールの方法等をメインで行っています。
小集団での療育では、たとえば、
①始まりのご挨拶
②クイズを作ろう!
③怒った時は?
④だれが勝つかな?
⑤終わりのご挨拶
という流れで行っています。
②クイズを作ろう!では、「相手に伝わる説明」を練習しています。
この活動を通して、言語表現の幅を広げるとともに、相手の気持ち・受け取り方を考えるという力を支援しています✨
③怒った時は?では、「最近怒ったことはある?」「そういう時はどうしたらいいかな?」ということをみんなで考える課題を行っています。
これによって、気持ちをコントロールしたり、問題に対処する力を育んでいきます😊
他にも「お友だちを意識しながら活動する」ことを目標に、パズルや聞く課題をお友だちと一緒に取り組むこともあります。
④だれが勝つかな?では、さまざまな勝負課題をみんなで行っていきます。
風船バレーやエアホッケー、ゴルフ等々を行い、「負けちゃっても次頑張ろう!」と負けを受け入れられることを練習しています。
また、中高生を中心に、就労を念頭にした作業課題を行うこともあります。
スタッフが説明した作業を行い、終わったら自分から「終わりました」と伝える等の就労の際に役立つようなスキルを練習しています👏
このように、個別療育においても、小集団での療育においても、それぞれのお子さんに合わせて、オーダーメイドにプログラムを作成し、実施をしております。
お子さんにとって安心で楽しい居場所であることを大切にしながら、得意を伸ばし、苦手を少しずつ練習していく支援をまはろでは行っています(^^♪
日々の様子と合わせて、専門的支援についてもまたご紹介できればと思います💕
それではまたお会いしましょう🌸